この街で売られている地ビールです。
住んでいると観光することはないで初めて頂きました。
いくつかのフレーバーがあるようで、どれも美味しく頂きました。
各地で地ビールが作られるようになったのはつい最近と思います。
おそらく、お酒に関する法律が改正されて、より柔軟にお酒が造れるようになったからでしょう。
ビールと言うと、以前にしばらく住んでいたベルギーを思い出します。
ベルギーでは大小さまざまな会社でビールが作られていて、何種類あるかわからないくらいです。
普通のスーパーにもありますが、いつも買い物に行く店でも30種類くらいはあったと思います。
さらに、それぞれのビールにはそれぞれのグラスが一緒に売られています。
色や味もそれぞれのビールで全く違いますが、グラスも一緒です。
このビールはまるでワイングラスようなグラス、このビールには背が高いグラスとビールとグラスがセットになっています。
実は、ベルギーでは自分の出生地をビールで名乗ることが一般的です。
私の住んでいたアントワープは、「デコニック」と呼ばれる地ビールがあり、
「デコニック」と言えば、この人はアントワープの出身なんだとわかります。
それほど、その土地のビールが、その土地の人に慕われていました。
今は、コロナの影響でベルギーも外で飲食をすることが厳しく制限されているようです。
お店のテラスで、その土地の地ビールを楽しんでいると、遠い日本からやってきても
何となくその土地の人になれたような親しみを感じたベルギーの地ビールです。
この街の地ビールも将来そうなってくれたらと思いながら頂くことにしましょう。
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