最初のお花見は山つつじ

桜の花が散ってしまうと、山つつじが見ごろを迎えます。

現在のようにお花見と言えば、ソメイヨシノとなったのは、江戸時代の中頃以降で庶民の最初のお花見と言えば山つつじだったそうです。

山つつじの後の、梅の花でお花見をすることが多くなり、山つつじはお花見の役目がおわりました。

昔の庶民は真っ赤な山つつじの傍らでどんなお花見をしていたのでしょう。おそらく、現在のようにお酒や食べ物で騒ぐのではなく。親しい人達と一緒に静かに山つつじを見ながら、お花見を楽しんでいたことでしょう。

天邪鬼かもしれませんが、山つつじでのお花見を一興です。