ハルくんがいよいよ競技会にデビューしました。
寒い日でしたが、空は晴れ渡って快晴のコンディションです。
予定の2時間前には家を出ていたのですが、道に迷って悪戦苦闘しましたが、1時間前には会場に無事たどり着きました。
初めての競技会、初めての場所での大会にハルくんも私も何となく緊張気味でした。
周りを見渡すと、シェバードやラブラドール、ボーダーコリーなどいかにもいった犬たちばかり
その中に小さなポメラニアンのハルくんがぽつんと一人
周りの犬からは「おまえいったい何しに来たの?」といったまなざしで見られて様子
不安そうにしていると、ドッグスクールの先生がやってきました。
ハルくんもその姿を見ると何となく落ち着いた様子になりました。
競技はチームテストが行われていました。動画では見たことがあるのですが、生で見るのは初めてです。
そうこうしてるうちに、ステップ1の競技が始まりました。ハルくんの出番は2番目でしたが、
なんと1番目の方が欠席、ハルくんがトップバッターになってしまいました。
先生からは「左周りをして、集中させてからフィールド内に入ってください」と言われても、全く余裕なし
いよいよ競技開始です。まず申告してスタート地点に向かいました。
ジャッジの先生もなんだか優しそうで、ハルくんを暖かい目線で見てくれて一安心しました。
さあ、スタート。最初のお座りを完璧にこなし、次が問題の伏せですが、これも難なくこなしました。
ハルくん絶好調と思いきや、右回りのUターンから少し集中が途切れ、どうにか最後の呼び戻し地点に
座っているハルくんのリードを外して、ハルくんを背に10mほど離れて振り向くとなんとハルくんの姿がありません。
まさかと思って、足元を見るとそこにはちょこんと座ったハルくんの姿がありました。
やっぱり、初めての場所で、初めての競技会、ハルくんも不安で私から離れたくなかったのでしょうか。
総評も呼び戻し以外はまずまずの結果で、どうにか競技は終了しました。
ところが、ふたを開けてみるとなんとハルくんはステップ2で第1席、見事優勝です。
立派な賞状も頂きました。
先生からも初めてにしては、上出来とお褒めの言葉を貰って、多分可愛さで点数がプラスされているのではと
やっぱり、犬も可愛いにこしたことはありません。小さなハルくんですが、立派な競技犬への輝かしいデビュー戦でした。
ハルくんやったね。