玄関横の壁の隙間に小さなスミレの花が咲いています。
土はほんの少ししかないのに咲くことができのは不思議です。
どこからやってきたのかもわかりません。風に乗ってここにたどり着いたのでしょう。
スミレの脇には、先日植えた夏の花々があります。まだ、小さな花でこれから夏に向かってにぎやかになることでしょう。
隙間に咲いたスミレの花はそのにぎやかな夏の日を前に、決して派手ではありませんが、どことなく落ち着いた存在感があります。
もうこうなると雑草とは言えません。植木鉢の花と同じように水や肥料をやらなくても、このスミレはきっと大丈夫です。
あえて、人が手をかけないほうが、自分らしく咲き続けてくれることでしょう。
これから、バラの花が咲き乱れ、アジサイの大輪が咲き、夏の原色の花々が咲くその前の時間と空間の隙間を埋めてくれたかわいいスミレでした。
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