奥さんのお友達の息子さんが経営する店から送られてきたコーヒー豆です。
この前、お店にお邪魔してお話しを聞いたところ、亡くなったお父さんが商社でコーヒー豆の取引をされていたそうです。
お店は豆の販売だけをしていて、喫茶店ではありませんでした。
お店は東武東上線の中板橋駅の近くの商店街にあります。
杉綾珈琲豆店という小さなお店です。
いつも、朝飲んでいるコーヒー豆がなくなるころ、新しい豆を届けてくれます。
それには、必ずその豆の生産地や、炒り具合などが書いてあるメモが添えてあります。
コーヒーの生産地は世界中にあるので、いつも様々な国からの豆が届けられます。
それと知らなかったのですが、一つの農園で作られた豆といくつかの農園で作られた豆が一緒になったものがあるそうです。
もちろん、一つの農園で作られた豆の方が、価値があるそうです。
それから、炒り方でも風味や味に大きな違いが出てきます。
一般には浅炒りと深炒りがあり、風味は浅炒りが強く、味は深炒りが強くなるそうです。
炒り方はそのお店で決めることができるので、同じコーヒー豆でも炒り方の違いで別の楽しみ方ができます。
それから、ミルの仕方でも味が変化してきます。
私は、電動のミルを使っていますが、より長くミルを使うと苦みが強く、コクのあるコーヒーになります。
この炒り方とミルの仕方の組み合わせでいろいろな味や風味が楽しめます。
ただ、今回のコロナの影響で、コーヒーの生産国は大きな被害を受けています。
農園で働く人が多く亡くなっている国もあり、来年はこれまでと同じようにコーヒー豆が手に入るかどうかわかりません。
一粒、一粒大切にして、感謝しながらコーヒーを飲むことにしましょう。
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