このブログの最初の投稿は桜についての記事でした。
2年前の2019年の4月の記事です。
あれから、3度目の桜の季節です。
2020年の桜の記事は、新型コロナウイルスのため、緊急事態宣言の真っただ中に書きました。
この街の桜の名所に人影をほとんど見かけない不思議な光景でした。
さて、今年の桜はどうでしょうか。つい数週間前に2回目の緊急事態宣言が解除されたばかりです。
昨年と比べると、明らかにお花見を楽しむ人の数が増えています。
ただ、桜の木の下で、宴会をしたり、夜桜を楽しんだりする風景はいまだに戻ってきていません。
それぞれ、桜の木の下を散歩して、時折立ち止まって写真を撮ったりしています。
今年は、いつもハルくんとお散歩に出かける公園にお花見にやってきました。
この公園には、たくさんのソメイヨシノの木が植えてあります。
今では桜と言えばソメイヨシノですが、その昔は山桜が桜の代名詞でした。
江戸時代に、染井村の植木職人がいまのソメイヨシノを植え始めてから、桜と言えばソメイヨシノになったそうです。
ソメイヨシノはすべての木が同じクローンなので、同じ時に満開を迎えます。
そして、花が咲いているうちに散り始めます。
このことが、日本人には潔い姿として共感を呼んだとされています。
今年もあと数日で桜の季節は終わります。
さて、来年こそは心の奥から桜を楽しむことができるようになることを願ってやみません。